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Carat(カラット)

ダイヤモンドの重さは、カラット(carat)と呼ばれる単位で計られる。
1カラット=200mg

カラットは、サイズと一致はしない。
なぜなら、カットの比率によって同じサイズでも重さが変わってくるからだ。

注意:金の純度を表す言葉としてカラット(karat)があるがダイヤモンドには用いない

カラットだけでダイヤモンドの価値を決めてはいけない。
いうなれば大きければ良いというものではない。
4Cのすべてのバランスを考えて購入をすること。
4Cのうち、どれが優位とかいうことはない。

【語源】carob(イナゴマメ)のギリシャ名、keration(キャラティオン)に由来。かつてこれを乾燥させたものを約0.2g の分銅として宝石などを計量していた。
1913年から国際単位に移行

基本的には宝石具に乗らない状態で重さが量られる(その方が正確に測れる)
GIA(Gemological Institute of America)や AGS(American Gemological Society)では台座に乗っていないダイヤモンドのみを測定している。

レポートでは1カラットを100等分して、ポイント(points)で示される。
1カラット=100ポイントで、たとえば3/4カラットなら75ポイントという仕組みだ。

分数で表示される場合もあるが、その場合は幅を持っている場合があるので注意。
たとえば69〜82ポイントは全て3/4カラットにするという具合。

CARAT FRACTIONS DECIMAL EQUIVALENT
1/10 = .09 - .11
1/8 = .12 - .13
1/7 = .14 - .15
1/6 = .16 - .17
1/5 = .18 - .22
1/4 = .23 - .28
1/3 = .29 - .36
3/8 = .37 - .44
1/2 = .45 - .58
5/8 = .59 - .68
3/4 = .69 - .82
7/8 = .83 - .94
1.0 = .95 - 1.05

同じカラットのダイヤでも、カット、色、透明度などによって値段が異なることがある。
また重さが石のほかの部分に隠れることがある。
たとえば同じカラットでも、カットもしっかりしているものもあれば、浅いカットで幅を広くして重さを増しているもの(輝きをその分失っている)、あるいは深いカットで底面に重さを増しているものなどもある。
輝きと重さは妥協の余地がある。

カラットは、ダイヤモンドの価値を決める上で非常に重要だ。
ダイヤモンドは、1カラットあたりの値段で評価される。
たとえば、非常に質の良いダイヤは1カラットあたり2万ドルで取引される一方で、
質の劣るダイヤは1カラットあたり1000ドルで売られる。
そうなるとカラットあたりの値段に応じて、3カラットのダイヤの値段は6万ドルになるか2000ドルになるかとなる。

もちろんダイヤの値段は、重さに比例するわけではない。
大きなサイズのダイヤほど希少であり価値も上がるから、
2カラットのダイヤは、1カラットのダイヤの2倍以上の値段がするだろう。

特定のカット、透明度、色のダイヤを選んだ後で、重さを1ランク上のものを選ぶと、1カラットあたりの値段が跳ね上がっていることに気づくだろう。

サイズが全てではない。
ダイヤモンドを選ぶときは4Cすべてに気をつけること。
4Cのバランスを取ることこそが重要。

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